TECHNIQUE
技術紹介


金属研磨

 
素材から研磨の場合
#01 エンドレスペーパーを使用しての形状づくり
加工する素材の種類や形状に最適なエンドレスペーパーの粒度を使用し、専用の研磨機械にてベルトを回転させ、対象物の表面を研磨します。
機械の速度や圧力などを適切に調整するには熟練の技が求められます。
#02 各種番手のエメリ―研磨粉を付着したバフ研磨
加工する素材に対し適切なバフを選び、そのバフに研磨剤として適したエメリー研磨粉を付着させます。
粗い番手で不要な凹凸や粗さを取り除き表面を平滑化し、細かい番手で微細な傷や不均一さを取り除き、対象物の表面を滑らかにします。
対象物の表面を艶やかにし、微細な仕上げを施します。
#03 サイザルバフによる鏡面仕上げ
サイザル繊維を主素材とした硬質の研磨ホイールを使用し、表面の微細な傷や凹凸を取り除きます。
光を均一に反射するようにすることで、鏡のように光沢のある仕上がりとなります。
#04 綿バイアスによる一段上の鏡面仕上げ
綿繊維を使って編まれた柔軟で伸縮性のある綿バイアスを使用し、さらに反射性の高い状態に仕上げていきます。



 
再生品の場合
#01 ショットブラストによる錆落とし塗装剥離
錆や古くなった塗装をショットブラストにて表面から落とす処置を施します。
#02 腐食の程度に応じて腐食部分の修正
腐食の程度に応じて、腐食部分の修正や表面を滑らかにしていきます。腐食の程度が高い製品はエンドレスペーパーによる腐食部の修正、腐食の程度が低い製品はエメリ―研磨粉を付着したバフ研磨にて行います。
#03 サイザルバフによる鏡面仕上げ
サイザル繊維を主素材とした硬質の研磨ホイールを使用し、表面の微細な傷や凹凸を取り除きます。 光を均一に反射するようにすることで、鏡のように光沢のある仕上がりとなります。
#04 綿バイアスによる一段上の鏡面仕上げ
綿繊維を使って編まれた柔軟で伸縮性のある綿バイアスを使用し、さらに反射性の高い状態に仕上げていきます。
※塗装品の場合3・4は除きます。
※ヘアーライン仕上げの場合1・2以降、不織布によるヘアーライン仕上げ



 


塗装研磨

 
素材から研磨の場合
#01 ベルトサンダーにより平滑性を出す
塗装面の状態やサイズ応じたベルトサンダーにて、表面を滑らかにしていきます。
#02 綿バフによる鏡面仕上げ
柔らかく、優れた磨き効果が期待できる綿バフを使用し、塗装面に微細なキズをつけることなく鏡のように光沢のある仕上がりとなります。
※この技術を応用して、くもったヘッドライトカバー、プラスチック製品の研磨が可能です。
 但し、車専門のコーティング業者ではないので製品を取り外すことができて始めて磨くことが可能になります。